ふくなが眼科の日記

高槻のJR摂津富田駅から徒歩2分、ふくなが眼科のブログです。

(祝)フェデラー選手優勝

フェデラー選手がテニスの聖地ウィンブルドン前人未到の8回目の優勝を飾りましたね。試合も時々見ておりましたが、決勝まで1セットも落とすことなく本当に圧巻で素晴らしかったです。35歳という年齢による肉体的な衰えを、熟練の技術と要所での集中力で完璧なまでにカバーしている姿に心打たれました。

ちなみに私は、大学生の頃は硬式テニス部に所属していましたが、卒後数年間は忙しさにかまけてテニスを止めてしまい、テニス観戦をすることもなくなりました。そんなある晩、TVを付けてみるとウィンブルドンの決勝が放映されており、見たこともないような華麗なプレーをする選手を見て衝撃を受けたのが忘れられません。これがフェデラー選手でした。

それがきっかけでテニスをしたくなったので再開し(プロとはレベルが違い過ぎて恐縮ですが...)、細々ながらも現在まで続けています。

これからもフェデラー選手の活躍が楽しみです。あと、もちろん錦織選手をはじめ日本人選手にも期待しております!

バースデープレゼント

今月は学校検診のお子さんたちが大勢来院され、さらにそのご家族も一緒に受診されることが多かったので、昨年3月の開院以来で一番の忙しさでした。大勢の方々にご来院頂きましたことをこの場をお借りして御礼申し上げます。

そんな慌ただしい中にもかかわらず、当院のスタッフが私の誕生日を祝ってくれました!

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サプライズで素敵なネクタイをプレゼントされました(^^♪ 

これからも患者さんはもちろんのこと、スタッフのみんなにもより幸せになってもらえるように頑張ります!

 

 

 

 

春休みのお子様

 

4月の1週目は春休みだったこともありお子様が多く来院されました。この辺りは若い方が非常に多い地域ですので、当院としては成長期の近視の進行を抑えることに力を注いでおります。近視のメカニズムについて詳しく説明してご理解いただき、必要に応じて調節痙攣治療、眼鏡やコンタクトレンズ処方などを行います。希望があれば自費診療のマイオピン点眼やオルソケラトロジーなども可能で、これらを選択される方も増えてきています。

 【オルソケラトロジーの原理】

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ちなみに今日は久々に急病診療所の診療を担当させていただきました。眼科医会の打診で2か月に1回程度まわってくるのですが、ここでは外傷による涙道損傷、一般のクリニックでは少ない眼疾患、日本語の通じない患者さんなど、いつもとは違う刺激を頂きますので貴重な機会と考えております。これからも学会や勉強会に加えて様々な外来も担当させていただいて知識を常にブラッシュアップしていきたいと思います。

新年度

いよいよ4月を迎え暖かくなってまいりました。

去年に比べて今年はスギ花粉が多いでしょうという予報の通り、3月はスギ花粉でかゆみ・涙・充血を訴えて多くの患者様が受診されました。さらに、先週あたりからはスギよりもヒノキの花粉が増えてきたようで、新たな患者様が来院されています。私を含めて花粉症の方々は、引き続き花粉対策頑張りましょう!

 

開院1周年を迎えました

ふくなが眼科は3月1日でちょうど開院1周年を迎えました。

初日から多くの患者様にお越しいただき、また、日帰り白内障手術なども多数執刀させていただきました。当院を支えて下さった地域の方々、遠方からお越しいただいた患者様、お世話になりました関係者の方々にこの場をお借りして感謝申し上げます。

勤務医の頃に比べると患者様との距離感がぐっと縮まりました。術後の患者様に喜んでいただいたり、地域の話で盛り上がったりして、本当にここで開業して良かったと感じます。

1周年記念日の本日は手術日でしたので、日帰り白内障手術を6件行いました。手術に関して「思っていたよりずっと楽に済んで良かった」「全然痛くなかった」等のお言葉を頂戴し、私としても至上の喜びです。

これからも患者様に最善の医療を提供できるようにスタッフ共々精進いたしますのでよろしくお願い申し上げます。

 

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【写真】1階エレベータ横で掲示していた診療時間表です。右上の「2016 3/1開院」を消して、本日から新しい表に差し替えました。

眼科領域における人工知能(AI)の応用

最近は人工知能(AI)に興味があり、時間があればAI関連のことを調べています。

昨年はAIがついに囲碁のトップ棋士に勝利したことが大きな話題となっていましたが、「医は仁術なり」という言葉があるので、私としては医療分野にAIは向かないだろうと思い込んでいました。

ところがその後、「AI、がん治療法助言。白血病のタイプ見抜く」(2016年8月4日 日本経済新聞」のニュースを見て、医療分野にもAIが応用されていることを知ってからAIが気になり始め、眼科領域に応用できるのかを考えるようになりました。

白血病のような内科領域の疾患と眼科との大きな違いは数値か画像かです。血液検査の結果は数値化されるので、まさにコンピュータの得意とするところでしょう。これに対し、眼科は視力、眼圧などは数値ですが、細隙灯顕微鏡検査や眼底検査など画像の方が主体です。これは流石にまだAIにも判定が難しいだろうと考えていたのですが、ビッグデータの蓄積とAIのディープラーニングの実力は私の予想以上で、糖尿病網膜症に関して論文が発表されました。眼底写真から糖尿病網膜症をAIに判別させたという報告です。

”Development and Validation of a Deep Learning Algorithm for Detection of Diabetic Retinopathy in Retinal Fundus Photographs” JAMA. 2016;316(22):2402-2410

ふと振り返ってみると当院の検査機械でもすでにAIと言えるものはありました。前眼部解析装置CASIAは角膜形状解析結果から円錐角膜の確率を算出できますし、近年急速に普及した光干渉断層計(OCT)では網膜が薄くなっている部分を器械が分析して表示してくれます。特に円錐角膜の解析は比較的難易度が高いと思います。

ちなみに、何百万人ものOCT画像をAIに分析させてみると、眼病を発症する前の兆候や性差に至るまで、今まで人間には見えなかったものがどうやらAIには見え始めているようです。これからどのような発表があるのか大変興味深いものがあります。

そのような時代に一眼科医としてどうあるべきか、もっと勉強してまた述べてみたいと思います。

 

St. Valentine's Day

昨日のバレンタインデーでは、当院スタッフのみんなから愛のこもったチョコを頂きました。

実は私、チョコレート好きでして、昼間にはチョコパンをかじっていることがスタッフにはバレている(汗)ので、私にあったチョコをわざわざ選んできてくれました!

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美味しいチョコに身も心も癒されましたので、これからもさらに頑張れそうです。